【家族とは。強さとは。】サマーウォーズ / 岩井恭平(原作:細田守)【あらすじ・感想】

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読書記録
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あらすじ

小磯健二は、憧れの先輩・篠原夏希に、「4日間だけフィアンセの振りをして!」とアルバイトを頼まれ、長野県の田舎に同行することに。夏希の曾祖母を中心にご親戚に囲まれながらも、大役を果たそうと頑張る健二のもとに、謎の数列が届く。数学が得意な彼は、夢中で答えを導きだすが、翌朝世界は一変していた。世界の危機を救うため、健二と夏希、そして親戚一同が立ち上がる。熱くてやさしい夏の物語。

(「BOOK」データベースより)

 

印象に残った言葉

『こういう時は、一人一人ができることをすればいいのさ。慌てふためいてる情けない連中を、落ち着かせてやらなきゃね

『あんたなら、できるよ』

『人を守ってこそ、己を守ることもできる』

欲しいのは、女神のキスと一杯の紅茶。

つまり閃きと、いくばくかの時間。

『家族同士、手を離さぬように。もし辛い時や苦しい時があっても、いつもと変わらず、家族みんなそろってご飯を食べること。一番いけないのはお腹が空いていることと、一人でいることなんだから』

感想

個人的に大好きな映画のノベライズ。

たくさんの方が一度は観たことがあるのではないでしょうか?

やはり間違いないです。

細田守監督、流石です。

家族って素敵

観る度に、読む度にそう思わせてくれる作品。

栄おばあちゃんの言葉の一つ一つにはすごく重みがあって、

でもすごく温かくて

特に、ラブマシーンと陣内家の激闘は鳥肌もの。

何度負けたって立ち上がる彼らの心の強さには

学ぶべきものがたくさんあります

人は人と繋がってこそ人になれるんだ

素直にそう思わせてくれました。

コロナ渦で大好きな人にもなかなか会えない日々が続いています。

そんな今、家族や友人の大切さを改めて思い出させてくれる名作をぜひ。

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