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あらすじ
東京都南西部最大の町・まほろ市の駅前で便利屋を営む多田と、高校時代の同級生・行天。汚部屋清掃、老人の見舞い、庭掃除に遺品整理、子守も料理も承ります―。多田・行天の物語とともに、前作でお馴染みの星、曽根田のばあちゃん、由良、岡老人の細君が主人公となるスピンアウトストーリー七編を収録。
(「BOOK」データベースより)
印象に残った言葉
「ひとを試すような雀は絞め殺すんじゃなかったのか?」
「ときと場合による」
感想
まほろ駅前シリーズ第2弾。
今作は、登場人物一人一人にフォーカスをおいたスピンオフ。
1作目で明かされなかったキャラクターの個性が語られています。
スピンオフということで、この作品単体では物語の連続性はありません。
ただ、その分さくさく読み進められますし、
何より1作目の物語に一気に深みが増します。
簡単に言えば、登場人物に愛着が湧いてしまうわけですね(笑)
そういった内容故、詳しいことはここでは語りません。
1作目を読んで、「好きだな」と感じられた方に激押しさせて頂きたいです:)
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