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読書記録

【誰かが見た夢は、時を越えて、いつか叶うの】さやかに星はきらめき / 村山早紀【あらすじ・書評】

【希望を繋ぐ、聖夜のSFファンタジー】12月25日。街はイルミネーションの煌びやかな光と、キリストの生誕を祝う人々の祈り、そしてサンタクロースの訪問を待つ子供たちの歓喜の歌に包まれる。「1年を通して、世界中が最も一つになる日」と言っても過言ではないのかもしれません。そんな特別な日を題材に紡がれた、切なくも温かい現代の御伽噺がここにあります。さぁ、童心に戻って読み進めていきましょう。
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【手を伸ばすべき現実はいつも、恐れの向こう側にある】ラブカは静かに弓を持つ / 安壇美緒【あらすじ・書評】

【スパイ×音楽小説】 おもしろそうな予感しかしないキャッチコピーに、たった今心を躍らせた読書家の皆様。 ご安心ください。本書はその期待を裏切ることはありません。それどころか、その期待を遥かに上回る感情の波を感じさせてくれることをお約束いたします。
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【何になるかより、何をやるかのほうが大事だと思っている】成瀬は信じた道をいく / 宮島未奈【あらすじ・書評】

【成瀬 is Baaaaack!!!】最強で最高の主人公、成瀬が帰ってきました!!!周りからどう思われるかが気になって、秘密にしていることってありませんか?今はどうあれ、人間はコミュニティの中で生きていくがゆえに、周りから浮いてしまうことを避けるのは至極当然ですよね。....ただ、あなたはそれで本当にいいのでしょうか?
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【縁っていうのはさ、種みたいなもんなんだよ】月曜日の抹茶カフェ / 青山美智子【あらすじ・書評】

【人と人が繋がり、織りなす優しい物語】人生において、巡り合える人の数は限られています。でも、たとえ巡り合えなかったとしても、"自分が行った何かが、巡り合えなかった誰かを幸せにしていたとしたら?"そんなことありえない...なんてことはないんです。
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【すべては当たり前じゃない】GIFTED / 小野伸二【あらすじ・書評】

「日本サッカー史上、最高の天才」僕はそう信じて疑ったことがありません。彼にボールが渡った瞬間、ピッチの空気が変わる。いや、ボールがとても嬉しそうに彼の足元で踊り出す、と言った方が近いかもしれません。
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【わたしはこの夏を西武に捧げようと思う】成瀬は天下を取りにいく / 宮島未奈【あらすじ・書評】

成瀬ほど"魅力的"な主人公を僕は知らない。圧倒的な個性と存在感に、一秒たりとも成瀬から目を離すことができないのだ。念の為言っておくが、決して他作品の主人公が魅力的でないということではない。"魅力的"という言葉に誰よりも当てはまるのが成瀬だった。一度彼女に出会ってみたら、僕の言っている意味がきっと分かるだろう。
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【愛は本来、すこぶる自由なものよ】木曜日にはココアを / 青山美智子【あらすじ・書評】

【陽だまりのような小説】温かいココアを飲むと、ほっと心が安らぐ。そんな経験をしたことがないだろうか?この作品は、「ココアさん」という登場人物から始まる連作短編集。色をテーマにした12の短編が、次々と繋がっていくのだが、その全てのストーリーの温かさに心がほどけていく。その感覚は、まさに温かいココアを飲んだ時のようなのだ。
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【この後にどう歴史になるかなんて関係ない。うちらには今しかないのに】この夏の星を見る / 辻村深月【あらすじ・書評】

「コロナ禍と学生たちの物語」COVID-19。通称、新型コロナウイルスが、僕たちの日常を大きく変えた2020年。「自粛」の言葉に翻弄された日々を駆け抜けた、熱く爽やかな学生たちの姿に心が震える。
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【大きな心を持つには、時に自分をうんと甘やかしてあげることも大事】満月珈琲店の星詠み / 望月麻衣【あらすじ・書評】

「星にまつわる物語」僕は占いや運勢といったものは、あまり信じていない。誤解を恐れず言えば、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」といった理由からだ。しかし、この物語で「星詠み」という占星術があることを知り、占いに対する考え方が一変した。
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【俺はこの戯曲で世界を変える】レーエンデ国物語 喝采か沈黙か【あらすじ・書評】

「革命の灯火は、生きていた」今作の舞台は、第2巻「月と太陽」の主人公テッサの時代から約120年後。「2巻の絶望を知らなければ3巻は成り立たない」多崎先生のその言葉は間違いありませんでした。「喝采か沈黙か」というタイトルに込められた真意に気付いた時、衝撃と感動に涙することを保証します。
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